中日・与田監督 3年目の根尾に“覚悟”求める 京田との定位置争いへ「1軍で普通に勝たないと」

[ 2021年1月8日 17:39 ]

年賀式を終え、大島オーナー(右)と談笑する与田監督(代表撮影)
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 中日は8日、名古屋市内の球団事務所で年賀式を行い、大島宇一郎オーナーは昨季の成績を踏まえ「今年は優勝を本格的に目指しいく年。3位に入り込めるチームは強くなっていく。まだペナントをとるためには超えなければいけない課題、強化しなければならないものが多々あるかと思いますが、それを1つずつ着実にこなして是非とも今年はペナントをとり、日本シリーズを制覇するところまで視野に入れて戦っていって欲しいという風に思います」と10年ぶりのリーグ制覇に期待を寄せた。

 与田監督も「チームは間違いなく底上げされています。強くなっています。今年もリーグ優勝が狙えるチーム状況にはなってきています」と自信。その上で「若い選手たちもライバル争いをさせるために根尾であり、石川昂であり、そういった選手たちを2軍で準備させてきました。今年、よりチャンスを与えてこれから飛躍するように」と若手にエール。

 特に遊撃1本でレギュラー争いに意欲を見せている根尾について「やっぱり京田の守備力は球界トップクラス。そこを打ち破るような自覚を持たないと。勝負するってことはそれだけの覚悟を持たなきゃいけない」ときっぱり。「去年、2軍でもほとんどショートを守っている。1軍で普通に勝たなきゃいけない、そういう立ち位置までもう来ていると思うのでそういう期待はすごく持っています」と京田との激しいポジション争いを待ち望んだ。

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2021年1月8日のニュース