コロナ陽性の広島・フランスア 合流遅れは必至 鈴木本部長「開幕に間に合うか、来日時に判断」

[ 2021年1月8日 05:30 ]

広島・フランスア
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 広島は7日、ヘロニモ・フランスア投手(27)が故郷ドミニカ共和国で新型コロナウイルスの陽性判定を受けたと発表した。来日に備えて現地時間の5日に受けた、出国72時間前のPCR検査で感染が判明。無症状で体調に異常はないが、自宅で療養している。

 球団によると、今後は検査日の10日後(現地15日)と14日後(同19日)に再びPCR検査を受け、2回連続で陰性判定が出たら来日準備に入る。その後、陰性証明を取得するため渡航前の72時間以内に3度目のPCR検査を受け、陰性なら翌日から来日可能になる。

 昨季19セーブを挙げた守護神候補。入国後も2週間は隔離され、キャンプ合流が遅れるのは必至で、調整遅れも懸念される。鈴木清明球団本部長は「世界中でまん延しているので起こり得ること。陰性になっても後遺症がないとも限らない。感染したことは仕方がないので、どれぐらい状態を上げられるか(開幕に)間に合うか…を来日した時に判断するしかない」と語った。(江尾 卓也)

 ▼広島・佐々岡監督「状態を詳しく聞いていないが、まずはしっかり治し、元気になってキャンプに入ってきてもらいたい」

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2021年1月8日のニュース