広島・大瀬良 投手キャプテン“初仕事”は若手のレベルアップ

[ 2020年12月21日 05:30 ]

広島の大瀬良
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 来季から投手キャプテンに就任する広島・大瀬良が、一足早い“初仕事”として若手のレベルアップに力を貸している。9月に右肘を手術し従来のマツダスタジアムではなく大野練習場を拠点にリハビリ中。隣接する大野寮で生活する高卒3年目を終えた山口からの志願を受け今月から練習をともにしている。

 「むちゃくちゃきつい。大地さんがここまで追い込むなら、自分もやらないとおかしい」

 昨季にプロ初勝利をあげ今季飛躍を期待されながら未勝利に終わった山口は、想像以上の過酷なトレーニングに圧倒されながらも食らいつく日々だ。

 相当な量の走り込みと投手陣ではトップクラスのウエートトレの重量を誇る大瀬良。質問されれば自らのキャッチボール動画を送って答えるなど、後輩の手本となっており、佐々岡監督からも「(リハビリ組の)3軍でチームを見て感じたこともあると思う」と、若手の底上げの一助になることを期待された。

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