ロッテ井上「オレなんで泣いているのか…」ヤクルト西浦と劇的場面振り返る サヨナラ賞年間大賞表彰式

[ 2020年12月21日 13:40 ]

ヤクルト・西浦(左)とロッテ・井上
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 プロ野球セ・パ両リーグが公式表彰として制定する「スカパー! ドラマティック・サヨナラ賞年間大賞」は21日、セがヤクルトの西浦直亨内野手(29)、パがロッテの井上晴哉内野手(31)に決定した。両選手は都内で表彰式に出席。賞金200万円とトロフィーを授与された。

 西浦は6月28日の阪神戦、1点を追う9回2死一、二塁で阪神・藤川から代打逆転サヨナラ3ランを放った。チーム10年ぶりの代打逆転サヨナラ弾に、西浦は「藤川さんの代名詞であるストレートに的を絞って、しっかり振り抜けました」と改めて劇的シーンを振り返った。

 井上は10月13日の楽天戦、同点の9回1死一塁でサヨナラ右中間二塁打を放った。同月初旬、主力選手が新型コロナウイルス感染者で大量離脱した中、チームを救う一打に、井上は感涙。「オレなんで泣いているのか、後でチームメートに聞いてました。勝つ喜びを皆で分かち合えたんですね」と感動的場面を思い出していた。

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