広島・松山 巨漢助っ人・クロンに負けん! 9000万円で更改 「パワーアップ」で20発&100打点だ

[ 2020年12月21日 17:44 ]

契約交渉を終えて、会見に臨む松山
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 広島の松山竜平外野手(35)が21日、広島市内の球団事務所で契約更改に臨み、8500万円から500万円増となる9000万円プラス出来高払いで更改した。(金額は全て推定)

 今季は春季キャンプ中に、腰部痛で一時離脱。5月下旬にはコンディション不良で再びリハビリ組となる3軍に合流するなど苦しんだ。開幕は間に合わず、6月26日に1軍昇格。しかし、昇格後は存在感を見せた。7月17日のヤクルト戦では、2年ぶりに1試合5打点をマーク。9月には4試合連続打点をマークするなど持ち味の打撃で存在感を示した。10月13日の巨人戦では、適時打を放つなど2安打1打点を挙げて、当時、開幕13連勝中だった菅野に今季初黒星を付けた。今季は108試合に出場し、打率.277、9本塁打、67打点だった。

 成績に関しては、チームトップの得点圏打率(.324)も含めて「納得はできない」と厳しく判断し、「後半4番に座らせてもらってから得点圏も落ちたし、あそこでまた僕が打っていれば、チームの成績も変わってきたのではないか」と反省した。打順に関しても「うちの4番は誠也だと思っているので、誠也の後でしっかりと走者を還せるように」と話し、来季は「毎年のように言っている100打点は何とか達成して、チームの優勝、日本一に貢献できればいいなと。(本塁打も)20本は打ちたいなとは思っています」と、キャリアハイとなる20本塁打&100打点を目標に掲げた。

 すでに球団では、大砲候補としてケビン・クロン内野手(27=前ダイヤモンドバックス)の加入が決定。身長1メートル95、体重115キロの巨漢選手がライバルとなる。オフの過ごし方については「とにかく体をつくろうと思ってやっている。クロン選手はデカいので。そこだけでも驚異。そこに対抗できるようにパワーアップして」と宣言。打撃面での進化を目標に掲げていた。

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