阪神・原口 来季巻き返しへスタートダッシュ誓う

[ 2020年12月21日 05:30 ]

外野で走り込む阪神・原口
Photo By 代表撮影

 阪神・原口は20日、オンライン取材に応じ、12年目を迎える来季の巻き返しへ、スタートダッシュを誓った。

 「オープン戦からしっかり入っていけるようにしたい」

 今春オープン戦では8試合出場で打率・357を残したが、コロナ禍の影響で開幕延期。開幕前の6月の実戦では12試合出場で打率・188と調整がうまくいかないままシーズンインとなった。2戦目に先発マスクを被り本塁打こそ放ったが、以降は期待された結果を出せず。主に代打として48試合出場にとどまった。

 「技術的な面で迷ってしまったので(来季は)微調整してゲームにも入っていきたい」

 今秋から打撃フォームの微修正にも着手。自主トレでは打ち込みにも取り組むなどして手応えを感じている。「ある程度のところは固まりつつ、いい感じのものがある」。3年連続ゴールデングラブ賞を受賞した梅野を筆頭にライバルは多いが、あくまで目指すは正捕手。不屈の闘志で甦った男は、持ち前の勝負強さに磨きをかけていく。

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