ロッテ・田村 「甲斐超え」の3箇条「盗塁阻止率4割以上、100戦出場、チーム防御率3・50以下」

[ 2020年12月21日 05:30 ]

現状維持でサインしたロッテの田村
Photo By 代表撮影

 ロッテの8年目・田村が、打倒ソフトバンクへ決意を新たにした。千葉市内の球団事務所で現状維持の年俸7000万円で契約更改した正捕手は「ホークスの強さは終盤に改めて感じた。僕の実力を上げないと。向こうには甲斐さんがいる」と、ゴールデングラブ賞に輝いた敵の司令塔をライバル視した。

 今季は9月9日の日本ハム戦で死球を受けて右手第2指末節骨を剥離骨折。92試合の出場で盗塁阻止率・222にとどまった。元来の負けず嫌いは「死球は仕方ないけど、それ以前にもケガがあった。痛くてもやれる、というのが大事。自分はまだ伸びる年齢だと思っている」と年間通して戦える体づくりをテーマに掲げた。

 ソフトバンクを倒すために来季の目標を「盗塁阻止率4割以上、100試合以上の出場、チーム防御率3・50以下」に据えた。15年に盗塁阻止率・429を記録した強肩捕手が、「甲斐超え」で05年以来のリーグ優勝に導く。(君島 圭介)

続きを表示

野球の2020年12月21日のニュース