侍ジャパンが東京五輪へ代表候補を180人以上リストアップ 来年7月上旬にメンバー最終決定

[ 2020年12月18日 17:51 ]

約1年ぶりのスタッフ会議に参加した侍ジャパン・稲葉監督(NPBエンタープライズ提供)
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 来夏に延期された東京五輪に臨む侍ジャパンは18日、都内でスタッフ会議を開き、候補選手をリストアップした。新型コロナウイルスの影響で、スタッフがそろって会議に臨むのは昨年1月以来、約1年ぶり。1次登録締め切りが3月9日で、現時点では180人以上の名前が挙がったという。

 稲葉監督は「可能性ある選手は、こういう状況なので選んでいきましょうと。本当に大人数を出して、180人以上の名前が挙がった」と説明した。五輪本戦に出場できる登録選手数は24人。今後は春季キャンプの視察や、開幕後の各選手のプレーを見定めて、絞り込みを行っていく。

 侍ジャパンの井原敦強化委員長は「5月末から6月頭あたりで、最終ロースターの提出期限が来る。選手は24人。7月上旬が出場選手登録期限で、ここで選手が最終決定する」と話している。

 また現時点でのルールでは、メジャー26人枠の選手は五輪には出場できない。「そういうところも議論をした。MLBに関しては非常に難しいところがある。今日の時点ではどうするのかは決められなかったが、今後もいろいろと考えていかないといけない」と可能性は排除しなかった。

 来年はコロナ禍の影響もあり、3月などに強化試合は行わない方針。五輪が延期となる前に当初今年予定していた通り、7月19日以降に仙台で直前合宿に入り、国内球団と2試合の強化試合を経て、本番に臨む。五輪初戦は7月28日に、福島県営あづま球場で迎える見込み。決勝は8月7日、横浜スタジアムで予定されている。

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