DeNA・今永 8月離脱も大台キープ 3600万円減の1億円でサイン

[ 2020年12月18日 05:30 ]

契約更改を終えてオンライン会見に臨むDeNA今永昇太
Photo By 代表撮影

 DeNA・今永が、横浜スタジアムで契約更改交渉に臨み、3600万円減の年俸1億円でサインした。今季は2年連続開幕投手を務めたが、左肩の故障で8月に離脱。10月にクリーニング手術を受け「1億円を超える年俸を頂きながら、離脱してしまい本当に悔しい。大台に残してもらった球団の配慮をくみ取ってやりたい」と思いを語った。

 「5年後、10年後を考えたらクリアにした方がいい。復帰はほぼ100%という確信が僕の中にあった」と手術に踏み切った心境を明かした。幸い関節唇や腱板に損傷がなかったこともあり、リハビリも順調。1月からキャッチボールを再開し、2月中盤のブルペン入りを見据える。

 一方で、手術経験者から話を聞き「“自分の感覚に戻るには1年くらいかかる”と。長い目で見て、復帰する日は設定せずにやれることをクリアしていきたい」と慎重に復活ロードを進む。来季から選手会長も務める左腕は「自分が復帰した時にチームを引っ張っていけるように」とエースらしく締めくくった。(町田 利衣)

続きを表示

2020年12月18日のニュース