中日・ビシエド 球団史上初の外国人一塁手GG賞受賞 長男も見守る前で「大事なことはガッツだ!」

[ 2020年12月18日 16:16 ]

昨年12月、三井ゴールデングラブ賞を受賞し、ゴールデングラブトロフィを親子で持つ中日・ビシエド(左)と長男のジュニアくん(撮影・篠原岳夫)
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 中日・ビシエドは外国人一塁手としては球団史上初めてゴールデングラブを受賞。

 表彰式では長男のジュニア君(11)らが見守る中、壇上で金色グラブを受け取り「外野が長くて、一塁はずっとやってきたポジションでない。なおさら嬉しさは感じる。自分自身がしっかりと努力した結果」と胸を張った。

 今季は109試合に出場し、失策はわずか1で「守備に対する自信は年々、持ててきている」と手応えを口にする。

 ジュニア君も現在、名古屋市内の少年野球チームに所属し白球を追いかけている。「息子に常に言っているのは『大事なことはガッツだ』ということ」とビシエド。さらに「野球への愛情を持ってポジティブな気持ちを持ってプレーしろとも言っている。それに加えて『常に100%の準備をしろ』と。そうすれば素晴らしい未来が開けると息子には言っているんだ」と父親らしい一面ものぞかせた。

 来日5年目ですでに首位打者や最多安打など打撃タイトルも獲得済み。来季に向けて「MVPを獲りたい。やるべきことを着実に少しずつこなすことが大事」とビシエド。10年ぶりのリーグ制覇に向けて、来季も竜の主砲が攻守にフル回転を誓った。

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2020年12月18日のニュース