部員大麻使用の東海大は来年1月16日まで対外試合禁止処分 日本学生野球協会審査室会議

[ 2020年12月18日 16:22 ]

硬式野球部の不祥事で10月17日に会見した東海大
Photo By スポニチ

 日本学生野球協会は18日、都内で審査室会議を開いた。

 部員の大麻使用が発覚した東海大野球部については、今年10月17日から来年1月16日まで対外試合禁止処分となった

 東海大が提出した報告書によると、今年10月9日、東海大に「寮内で大麻使用している」と情報提供があり大学が平塚警察署に相談。10月16日に、平塚警察署と神奈川県警が寮内6部屋を家宅捜索。4年5人、3年1人が任意同行を求められ、事情聴取された。その後、大学側の聴取により4年2人AとBが大麻使用認めた。

 2人は7月ごろから寮内の自室で大麻を使用。Aは当初1人で使用していたが、Bも誘うようになり、常習的に使用していた。同室の後輩には退出を指示していた。

 128人の全部員への調査で2人の部員が使用を見たと証言。また、部員の4割がうわさを聞いたことがあると証言した。

 監督は寮に同居しており、部内で噂があったにも関わらず、管理が徹底されていなかったことから部の全体的な責任があるとし、10月17日から3カ月間の対外試合停止が妥当と判断された。

続きを表示

2020年12月18日のニュース