中日 福留が入団会見、14年ぶりに古巣復帰「またユニホームを着るチャンスをいただき、本当に感謝」

[ 2020年12月18日 13:46 ]

ドラフトで中日に入団時に撮った写真と同じポーズを決める福留(撮影・椎名 航)
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 中日は18日、阪神を自由契約となった福留孝介外野手(43)と名古屋市内の球団事務所で正式契約を結んだ。

 契約後、入団会見に臨んだ福留は14年ぶりの古巣復帰に「今年、(阪神を)戦力外になって、またユニホームを着るチャンスをいただき、本当に感謝の一言です。嬉しくあります」と笑顔。

 「少しでもチームの勝つことに対して力になれるように、僕が経験したことでプラスになることがあれば、伝えていければいいなと思います」と意気込んだ。

 球団からは「ここ一番での1本」と勝負強さを期待されているが「スタメンぐらいの気持ちは常に持ちながらやっていきたい。プレーヤーである以上、最初から最後までグラウンドの中で立っていたい」と外野のレギュラー争いにも意欲を見せた。

 9に決まった背番号については「ドラゴンズの1と阪神の8を足して9とよく言われますが、皆さんが好きに捉えていただければ。自分の形になるように頑張りたい」と語った。

 福留は日本生命から逆指名し、98年ドラフト1位で中日に入団。9年間で首位打者を2度獲得するなど、3度のリーグ優勝に貢献。08年からはメジャーでプレーし、13年に阪神へ移籍して日本球界に復帰。今季限りで8年間在籍した阪神を退団した。

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