海外FAの沢村に6球団が興味 代理人ボッグス氏「序盤にしては良い数字」

[ 2020年12月18日 05:30 ]

海外FA権を行使した沢村に6球団が興味を示している
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 ロッテから海外フリーエージェント(FA)権を行使し、大リーグ移籍を目指している沢村の代理人であるジョン・ボッグス氏が16日、オンライン取材に応じた。

 沢村のFA宣言後、初めて取材対応した同代理人は「現時点では6チームが興味を示してくれている。序盤にしては良い数字」と説明。ブルージェイズ、レンジャーズなど複数球団の名前が挙がっており「スプリットと速い真っすぐが良いし、メジャーの打者もてこずるだろう。彼の役割は試合終盤のリリーバー。クローザーを務める能力もある」と自信を見せた。現時点ではまだ正式オファーはないが「21年シーズンが遅く始まるかもという予測もあり、市場の動きは凄く遅い。交渉本格化は1月になりそう」と長期戦となる見通しを示した。

 過去、日本人投手については西海岸希望などとみられてしまうことが多かったが、同代理人は沢村のスタンスについても言及。「(沢村)ヒロカズはオープンに考えていて、全てのチームがテーブルに載っている。彼はどのチームが自分に興味を持ってくれるのか楽しみにしている」と話した。(奥田秀樹通信員)

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2020年12月18日のニュース