梅野、阪神捕手初の3年連続ゴールデングラブ賞に「率直にすごくうれしい」

[ 2020年12月18日 15:00 ]

3年連続でゴールデン・グラブ賞を受賞した梅野(阪神球団提供)
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 阪神の梅野隆太郎捕手(29)が球団の捕手としては初めて3年連続のゴールデングラブ賞を獲得した。

 「生え抜きというか、タイガースの捕手で3年連続が初めてだよと聞いてた分、報告を受けた時は率直にすごくうれしかったです。こういう大変な過密日程の中でも評価していただいたことに感謝して。自分ができたこと、できなかったことはたくさんありますけど、そこを評価してもらったことにはホッとしてます」

 「梅ちゃんバズーカ」と呼ばれる強肩での盗塁阻止だけでなく、ワンバウンドの捕球、ブロックなどの技術も一流。73、74年の球団のレジェンド、田淵幸一氏(本紙評論家)の2年連続を超えた。

 自ら評価できるプレーとして挙げたのが、9月5日の巨人戦の3回2死一、二塁(打者・坂本)でのスーパーキャッチだ。

 「(藤浪)晋太郎がフォークを左バッターボックスに近いところに思い切って投げて、結構、手前でワンバウンドした。走者は一、二塁にいたところで、止めるというよりキャッチした。球場のみなさんからどよめきというか、拍手をもらえたんですけど、ワンバンを止めてそんな拍手やどよめきは聞いたことがなかったんで」

 セ・リーグの連続受賞記録は75~78年の大矢(ヤクルト)、90~93年古田(ヤクルト)の4年。来季は偉大な先人たちの数字に挑む。

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2020年12月18日のニュース