オリックス 能見が入団会見“鳥斬り”意欲「抑えます。いろんな感情が出ると思う」

[ 2020年12月18日 10:54 ]

オリックスのユニフォームを身にまといポーズを決める能見

 今季限りで阪神を退団し、オリックスに新加入した能見篤史投手兼任コーチ(41)が18日、大阪・舞洲の球団施設で入団会見に臨んだ。

 「戦力外になって、いくところがないところで、オリックスさんに声をかけていただけて、またグラウンドに立てる。本当に感謝しています」

 背番号26のユニホーム姿で登場したベテラン左腕が、兼任コーチの一人二役で再スタートを切る。「(球団からの)まずは選手としてやってほしい、という言葉が非常にありがたかった」と、まずはマウンドで快投を披露し恩返しする構えだ。

 阪神一筋16年。舞台をパ・リーグに移すことについて、「各球団の4番、クリーンナップ、力のある選手と対戦してみたい」。今季最終登板となった11月11日のDeNA戦で149キロを計測するなど球威は衰えておらず、真っ向勝負に自信を示した。古巣で同僚だったロッテ・鳥谷については、「一緒にやってきた仲なので、同じチームで対戦機会がなかったですが、対戦するにあたってイメージと違えば対策を取らないといけない。もちろん抑えますけど、楽しむ部分と、抑える部分と、いろんな感情が出ると思います」と対戦を心待ちにしていた。

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2020年12月18日のニュース