梶谷の人的補償でDeNA移籍の巨人・田中俊太「かけがえのない財産」 新天地での飛躍誓う

[ 2020年12月18日 15:21 ]

田中俊太
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 巨人は18日、FA権を行使して巨人と契約した梶谷隆幸外野手(32)の移籍に対する人的補償として、田中俊太内野手(27)がDeNAに移籍することとなったと発表した。

 田中俊は球団を通じて「ジャイアンツの関係者の皆さま、ファンの皆さま、3年間ありがとうございました。東京ドームの大歓声の中でプレーをし、優勝できたことを選手として誇りに思っています。プロ野球選手として育ててもらったジャイアンツでの経験は、私にとってかけがえのない財産です。ジャイアンツで学んだことを生かして、新天地の横浜DeNAベイスターズでも勝利に貢献できるよう、精いっぱい頑張ります」とコメントした。

 田中俊は新天地となるDeNAの地元・神奈川県の厚木市出身で、東海大相模、東海大、日立製作所を経て2017年ドラフト5位で巨人入り。2年目の昨季は開幕スタメンを勝ち取った。今季は48試合に出場して打率・265、1本塁打、6打点で、プロ3年間の通算成績は209試合出場で打率・239、7本塁打、32打点。広島の正遊撃手・田中広輔内野手(31)は実兄で、弟の俊太は今季一塁、二塁、三塁に加えて左翼も守るなどユーティリティー選手としてチームのリーグ連覇に貢献した。

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