阪神 金銭トレードで巨人・山本獲得へ 守備力に期待、妻はMBS辻沙穂里アナ

[ 2020年11月30日 05:30 ]

巨人・山本
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 阪神が巨人の山本泰寛内野手(27)を金銭トレードで獲得することが29日、分かった。近日中に発表される。慶応、慶大を経て15年ドラフト5位で巨人に入団。二塁、遊撃、三塁をこなす守備力で、新人だった16年から27試合に出場した。昨年はキャリアハイの92試合に出場し、打率・234、3本塁打22打点、5盗塁でリーグ優勝に貢献。ソフトバンクとの日本シリーズにも出場した。ただ、今季は1軍公式戦出場なし。イースタン・リーグでは61試合で打率・282、3本塁打32打点。

 阪神は、特に二遊間のレギュラーが固定できず木浪、糸原、北條、植田、小幡らがしのぎを削っている状況。2年連続で12球団最多となる85失策を犯すなど、守備力はチームの積年の課題。山本の加入で、競争の激化が期待される。

 山本はこの日、みやざきフェニックス・リーグの日本ハム戦に「5番・二塁」でフル出場した。ちなみに夫人はMBSの辻沙穂里アナウンサー。

 ◆山本 泰寛(やまもと・やすひろ)1993年(平5)10月10日生まれ、東京都出身の27歳。慶応から慶大に進み、4年秋にベストナイン受賞。15年ドラフト5位で巨人に入団した。16年5月1日のヤクルト戦でプロ初出場。今季は1軍出場なし。通算成績は186試合で打率・234、3本塁打、22打点。1メートル76、76キロ。右投げ右打ち。

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