国士舘 明石商との再選熱望 鎌田主将「気持ちを一つに」エース中西「リベンジしたい」

[ 2020年6月17日 05:30 ]

笑顔を見せる国士館の鎌田主将(左)とエースの中西(撮影・西尾 大助)
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 今年のセンバツに出場予定だった32校による「2020年甲子園高校野球交流試合(仮称)」(8月10日から)に出場する国士舘の鎌田州真主将(3年)が明石商(兵庫)との再戦を熱望した。

 「去年、明石商に負けたので、やってみたい。1度、経験したので自分のプレーができると思う」

 昨年のセンバツ1回戦。6番・遊撃で出場しプロ注目右腕の明石商・中森から左前打も、チームは1―7で敗れた。自粛期間は自宅近くの多摩川河川敷で自主練習を継続も、夏の甲子園も中止となり「何のために練習しているのか、分からない時もあった」という。だが聖地でプレーする機会が復活。「本当に最後なので全員で気持ちを一つにすることが大事」と意気込んだ。2日から始まった3年生の練習にこの日から1、2年生も参加。永田昌弘監督は「選手のやりやすい環境、モチベーションを上げていけるよう取り組みたい」とした。

 エース中西健登投手(3年)も「明石商にリベンジしたい。やるからには強豪校とやって勝てたらいい」。特別な夏へ、本格的に動きだした。(春川 英樹)

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2020年6月17日のニュース