埼玉県高野連 独自大会準決勝、決勝をメットライフDで開催 西武が球場を提供

[ 2020年6月17日 16:42 ]

会見する埼玉県高野連の坂上節会長(左)と神谷進専務理事
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 埼玉県高野連は17日、さいたま市内で独自大会の運営委員会を開き、8月22日の準決勝と23日の決勝をメットライフドームで開催すると発表した。

 独自大会の実施に際し、同ドームを本拠地とするプロ野球・西武から球場提供の申し出があったという。

 坂上節会長は「未曽有の出来事により、春、夏を逸した選手の記憶に残る大会になるよう、そして甲子園を目指したような気持ちでドームを目指して大会に臨んでほしいという思いもあり、提案をありがたくお受けすることにした」と説明した。球場使用料は無償で提供されるという。

 埼玉大会の決勝は1982年から91年まで西武球場で行われていたが、ドームとなって高校野球の決勝が開催されるのは初。

 ここ数年、決勝は大宮公園球場で開催しており、同球場は埼玉高校野球の聖地としても知られる。

 しかし、今年はコロナ禍の影響で8月25日から2学期の授業が始まるため、順延ができない日程。大会運営上、天候に左右されないドーム球場が使用できることも提案を受ける大きな決め手となった。

 独自大会は東西南北4地区のブロック大会を行い、4地区それぞれの代表校がメットライフドームでの準決勝に臨む。

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2020年6月17日のニュース