阪神・岩崎 2軍戦で1回無失点、2奪三振の快投 開幕1軍へ「やりたいことはできた」

[ 2020年6月17日 05:30 ]

2軍練習試合   阪神1-0中日 ( 2020年6月16日    鳴尾浜 )

【2軍練習試合 阪神対中日】7回に登板した阪神・岩崎優=鳴尾浜球場
Photo By 代表撮影

 もう心配無用だ。阪神の岩崎は16日、中日2軍との練習試合(鳴尾浜)で1回を1安打無失点。2奪三振と貫禄を見せつけた。春季キャンプで右足を痛めた影響で調整が遅れていたが、13日のオリックス戦でも1回を3者凡退。19日開幕へ状態を上げてきた。

 「良かったと思います。ランナーも出て(いる中で)投げられたので。この前は真っすぐ(中心)だったので、きょうは変化球を多めに投げながら、やりたいことはできた」

 先頭の石岡を中前打で出塁させても、スライダーやチェンジアップなど変化球を多めに織り交ぜながら持ち味のノビのある直球が活きた。伊藤康を内角低め140キロで空振り三振。代打のA・マルティネスも2―2から140キロで見逃し三振に仕留めた。

 直接視察した矢野監督も「2回投げられたというところでメドが付いたと思うのでね。今年も日程的にタイトになるけど、いてもらわないと困る選手。間に合ったのはうれしい材料ではあるので、安心した」と顔をほころばせた。「6・19」に29歳の誕生日を迎える左腕は「どんな場面でも出た所でしっかりやれたら良いと思います」とバースデー登板を見据えた。(阪井 日向)

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2020年6月17日のニュース