MLBが選手会へ新提案 7・20開幕、60試合制で年俸は試合数に比例

[ 2020年6月18日 05:11 ]

 大リーグ機構(MLB)が、今季年俸の削減案に関し、60試合制で試合数に比例した年俸とする案を選手会に提出したと17日(日本時間18日)、スポーツ専門局ESPNが報じた。開幕は7月19日(同20日)を想定している。

 両者の交渉は長期化しており、15日にはMLBのロブ・マンフレッド・コミッショナーが今季の開催中止の可能性も示唆していた。中でも争点となっているのが試合数と、試合数における年俸の比例割合。直近では9日に選手会が「89試合制で、試合数に比例した年俸」を提案したが、12日にMLBが「72試合制、比例年俸の70%」の対案を出し、交渉は決裂していた。

 ESPNによれば、今回はマンフレッド・コミッショナーとトニー・クラーク選手会専務理事の両トップが直接協議した。合意はしていないものの、話し合いは建設的な形で進んでいるという。

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2020年6月17日のニュース