白血病公表の北別府さん、コロナ禍で骨髄移植が延期に それでも不屈の闘志変わらず「少々延びたとて」

[ 2020年4月8日 14:28 ]

北別府学氏
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 広島のエースとして通算213勝を挙げ、1月20日に「成人T細胞白血病」を患い療養に入ることを公表した野球解説者の北別府学さん(62)が8日、自身のブログを更新。今月中旬に予定されていた骨髄移植手術の予定が、新型コロナウイルス感染拡大の影響によりゴールデンウィーク明けまで延期されたことを発表した。

 前日7日のブログでは、2度目の一時退院から病院に戻ったことを報告し、再入院の際に感染予防のため妻が病院のエレベーターに同乗できなかったことを明かしていた北別府さん。その後、安倍晋三首相(65)が行った会見中に再度更新したブログでは「私にはとても力強く聴こえてきます」と思いを伝えると「実は私の治療にもやはり少し影響があり驚いています。また、詳しくは明日!」とつづっていた。

 そして、一夜明けたこの日のブログ。「治療の方向」のタイトルで今後の治療について明かし、「今月の半ばすぎの予定だった骨髄移植。白血病の治療で最も難しいのは移植後の予後らしいです。抗がん剤や新しい薬などの投与も全てうまく行き順調でしたが、予後にゴールデンウィークがあり検査機関などがストップする。このコロナウィルスというやつも世の中にいるなどの事からゴールデンウィーク明けの移植がベターではないかという事になったようです」と骨髄移植手術が延期となったことを報告した。

 それでも「少々延びたとて何も異存はありません」と正確無比だった現役時代のコントロールさながらに前向きな姿勢を一切、崩さなかった北別府さん。

 「いつも患者の為に働き詰めの先生、看護師さん、スタッフさん達、コロナウィルスで増してきた忙しさを心配してしまう」と未知のウイルスと闘い続ける医療スタッフに思いをはせると、「昨日は木村拓也氏が亡くなって10年でした」と日本ハム、広島、巨人でプレーし、現役引退翌年の2010年4月7日にくも膜下出血のため37歳の若さで亡くなった元巨人コーチ・木村拓也さんの命日にも触れ「あの優しい木村くんの事だから、このストップしている野球界のこと、いや地球上のこと全てを心配していることだろうと考えていました」とブログを締めくくった。

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