巨人 緊急事態宣言受け「2勤1休」制導入 1~3軍3部隊の密集避ける

[ 2020年4月8日 05:30 ]

ジャイアンツ球場
Photo By スポニチ

 緊急事態宣言を受け、巨人が今後の方針を示した。12日までとしていた個人調整期間を1、2、3軍ともに「当面の間」に延長し、練習時間は午前と午後の2部制に。新型コロナウイルスの感染拡大防止策として新たに、「2勤1休」制を導入して3部隊が密集しないようにした。

 これまで原監督は「我々も熟慮しながら開幕に向けて正しく時間を使っていきたい」と迅速な対応を重ねてきた。支配下67人、育成24人の計91選手を抱える大所帯。移動に伴うリスク回避のため練習場所はジャイアンツ球場に限定しながらも、「2勤1休」のローテーションを組むことで、球場内に1、2、3軍が混在することを避ける仕組みを整えた。

 全体での練習は行わず、各自がコンディションを考えながら、個人練習か自宅待機するか判断を委ねられた。トレーニングルームの器具は使用前後に必ず次亜塩素酸消毒液で消毒。浴室は人数を制限し、密集状態を避けるよう徹底する。

 この日、選手やスタッフには改めて不要不急の外出と、特に多数が出入りする飲食店や繁華街への出入りが強く禁止された。球団職員も引き続きテレワークを徹底し、一丸となって早期開幕を目指していく。 (神田 佑)

続きを表示

2020年4月8日のニュース