大谷 本拠地でリハビリ調整 外出制限措置の中“特例” エンゼルスGM明かす

[ 2020年3月25日 09:16 ]

エンゼルスの大谷(AP)
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 エンゼルスのビリー・エプラーGM(44)が24日(日本時間25日)、日米メディアに対して電話会見を開いた。一昨秋の右肘手術、昨秋の左膝手術から復活を目指す大谷の現状について「エンゼルスタジアムでリハビリに励んでいる」と明かした。

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で開幕延期が決まり、大谷は当初、キャンプ地のアリゾナ州テンピに留まっていたが、キャンプ地閉鎖に伴い、自宅のあるカリフォルニア州アナハイム近郊に戻っていた。カリフォルニア州の外出制限措置により、選手はエンゼルスタジアムは使用できないが、リハビリ対象の大谷と「PRP(多血小板血しょう)注射」による右肘の治療を受けている右腕キャニングの2人だけが球場使用の許可を得ているという。

 同GMは大谷の今後について「平地で様々な距離から50、60球ほど投げている。数週間ほどでブルペンからまた投げるだろう」と説明した。

 大谷はキャンプ中断前の11日に6度目のブルペン投球を行い、変化球を交えて59球を投げるなど、5月中旬がめどとされた実戦復帰に向け、順調な調整を続けていた。

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2020年3月25日のニュース