巨人・吉川尚 4日紅白戦でスタメン決定 昨年4月以来の二塁守備へ「思い切ってアピールを」

[ 2020年2月4日 05:30 ]

ノックで軽快な動きを見せる吉川尚(撮影・森沢裕)
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 巨人の今季初実戦となる、4日の1軍VS2、3軍のサバイバル紅白戦で、吉川尚が昨年4月10日以来となる二塁守備に就く。1番スタメンに「塁に出て、思い切ってアピールしたい」と目を輝かせた。

 昨年2月3日の紅白戦でも3安打し「1番・二塁」で開幕スタメンをゲット。11試合連続先発で打率・390をマークしながら、腰痛で離脱した。以降は一度も1軍昇格できないまま、2軍戦ではDHや外野出場だった。潜在能力を買う原監督も「尚輝はどれだけ1年間戦える体力、心技体を持ち合わせるか、というところのスタートだけでしょうね」と期待。背番号が0から29に変更されたリードオフマンは「去年の3安打はたまたま。何があるか分からないけど、持ち味を発揮したい」。新たな気持ちで定位置獲りに挑む。

 また、先月21日のスタッフ会議で期待の選手として挙げられた北村も1軍組の5番スタメン。二塁手、捕手同様に火花を散らす一塁手争いへ「1球目から自分のスイングを仕掛けていく。中島さん、大城さん、陽(岱鋼)さんに勝ちたい」と意気込んだ。 (伊藤 幸男)

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2020年2月4日のニュース