ヤクルト・ドラ1奥川“初投げ”ネットスロー38球 ブルペンへ第一歩

[ 2020年2月4日 05:30 ]

ネットスローを解禁したヤクルト・奥川
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 右肘の炎症でノースロー調整だったヤクルトのドラフト1位、奥川(星稜)が、宮崎・西都での2軍キャンプでスローイング練習を再開した。池山2軍監督も見守る中、室内練習場で15メートルから始め、最大20メートルの距離で計38球のネットスローを行った。

 「長く感じた3週間だったので、投げられてよかったです。思っていたよりも感覚は薄れていなかったし、悪くなかったです」

 先月15日の検査で右肘に軽度の炎症が見つかり、スローイングは同14日の新人合同自主トレでの遠投以来、20日ぶりだった。戸惑いなく腕を振る姿に、池山2軍監督も「ヒヤヒヤして見ていたけど、満面の笑みでうれしそうだったね」と第1段階クリアに安ど。練習見学最終日となった父・隆さん、母・真由美さんも見届けた。ウオーミングアップの際に行われた12分間走ではチーム最長の3375メートルを走り切った。

 4日はネットスローの距離を伸ばす予定で、順調なら第2クール初日となる6日にキャッチボールに移行する。「また今日がスタート。時間がかかると思うけど、しっかりやっていきたい」と先を見据えた。 (春川 英樹)

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2020年2月4日のニュース