中日ドラ1・石川昂 強烈“プロ初安打”も「一発でホームランに仕留めないと」

[ 2020年2月4日 05:30 ]

シート打撃で左線二塁打を放つ中日の石川昂(撮影・椎名 航)
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 中日のドラフト1位・石川昂(東邦)が2軍読谷でのシート打撃で、最終3打席目に内角直球を引っ張って三塁線を破る二塁打。“プロ初安打”をマークした。「プロの投げる球の質やスピードを打席で見られたのが一番の収穫です」

 育成・大蔵に2ボール2ストライクと追い込まれ、5球目の外角球をファウル。迎えた6球目。「自分の好きなコースだった」と内角に甘く入った直球をとらえたが「あれは一発でホームランに仕留めないと、と打った後に思った」と打ち損じだったことを明かしたから末恐ろしい。

 第1打席から大器の片鱗(へんりん)を見せていた。福谷に追い込まれながらも中直。守護神も務めたことのある剛腕の直球を捉え「1打席目でああいう当たりが打てて自信になった」。第2打席は左腕・笠原に投ゴロ。視察した与田監督も「想像以上に仕上がっている。7日の対外試合は出られるんじゃないかな」と2軍初実戦となる沖縄電力との練習試合出場へゴーサインを出した。期待の大物新人は日に日に評価が高まっている。(徳原 麗奈)

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2020年2月4日のニュース