権藤博氏 殿堂入り祝賀パーティーで感謝「この世界で生き抜いてこられたのは出会いがあったから」

[ 2019年12月2日 19:18 ]

祝賀パーティーであいさつする権藤氏(撮影・木村 揚輔)
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 今年1月に野球殿堂入りした権藤博氏(81)の祝賀パーティーが2日、大勢の球界関係者らが出席して都内のホテルで行われた。

 権藤氏は61年に中日に入団。1年目にいきなり35勝を挙げて最多勝、沢村賞などに輝いた。連投に次ぐ連投は「権藤、権藤、雨、権藤」と言われたほど。選手生活は9年間と太く短かったが、指導者としても卓越した能力を発揮。98年には横浜(現DeNA)監督としてチームを38年ぶりの日本一に導いた。

 この日が81歳の誕生日。中日や横浜時代の教え子も多数集まり、あいさつに立った権藤氏は「これだけの人がお祝いに来てくれたのが一番。ハッとする出会いがたくさんあった。この世界で生き抜いてこられたのは、そういう出会いがあったから」

 壇上には成(しげ)夫人(79)も上がり、98年の日本一当時の守護神・佐々木主浩氏は「一番の力は奥さん。今日は奥さんに感謝する日です」と笑顔で話した。

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