ソフトB 松田宣 目標は2年連続日本一&世界一「五輪に出たことがないので」

[ 2019年12月2日 05:30 ]

ふるさと納税サイト「さとふる」のPRでトークショーで「熱男」で締める松田宣(撮影・中村達也)
Photo By スポニチ

 ソフトバンク・松田宣が、2年連続の「日本一&世界一」を来季の目標に掲げた。福岡市の商業施設で行われた、ふるさと納税サイト「さとふる」のトークショーに1日、出演し「五輪に出たことがないので、そこを目標にしたい」と語った。

 チームは今季、シーズン2位から勝ち上がり3年連続の日本一に輝いた。11月に行われたプレミア12では侍ジャパンの最年長選手として世界一に貢献した。だが、打撃の調子が上がらずに韓国との決勝戦ではスタメン落ちし「打てなかった借りをね。鈴木誠也や浅村のようなバッティングがしたい。力を上げないといけない」と巻き返しを誓った。

 今季は5年連続の全試合出場を達成。来年で37歳となるが「全試合はモチベーションの一つ。続けることが大事なので、まだまだ出たろと思っている」と意欲を見せた。球団はヤクルトを自由契約となったバレンティンの獲得に動くなど、来季はポジション争いも激しくなる。「誰一人、安泰の選手はいないので。若い選手の壁になれるように」と力を込めた。

 今季は2年連続の30本塁打をマークするなど、長打力に衰えはない。来季も日本一と世界一のダブル頂点へ。松田宣は「最初から爆発して(五輪に)選ばれるようにしっかり準備をしたい。打って走って守って、声を出す。4つがそろわないと僕じゃない」。プレーだけではなく元気印としての役割を全うし、再び最高のシャンパンを浴びる一年にする。(川島 毅洋)

続きを表示

2019年12月2日のニュース