つかみはOK 阪神 育成ドラ2奥山 握力トップ「身体能力には昔から自信があったので」

[ 2019年12月2日 05:30 ]

体力測定を前にウォーキングをおこなう奥山(撮影・大森 寛明)
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 阪神の新人8人の中では最下位指名となった育成ドラフト8位の奥山(静岡大)は、最初の“下克上”に成功した。1日に行われた体力測定で右手の握力65キロは8人中1位。垂直跳び69センチ、30メートル走3秒93はいずれも及川に次ぐ2位で、総合的な身体能力では同期のトップを誇った。

 「身体能力には昔から自信があったので、今後に生かしたい。走ることでは負けたことはほとんどない。運動会とかそういうのが自分を学校にアピールできる場だったので」

 国立大出身の異色の経歴ながら、持ち味は俊足と強肩。権田康徳トレーナーは「全体的には奥山が高かった。肩筋力もいい数値が出ていたし、全ての項目で非常に高い数値が出ています」と証言した。甲子園のスターがそろった同期をごぼう抜きし、一日も早く支配下登録を勝ち取りたい。
(山添 晴治)

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2019年12月2日のニュース