清原氏 感涙 2人の息子からメッセージTシャツ「若々しく元気でいろよ!!絶対負けんな!!」

[ 2019年12月2日 05:30 ]

野球教室を終え、会見で涙を流す清原氏
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 16年に覚せい剤取締法違反で有罪判決を受けた清原和博氏(52)が1日、東京都八王子市内で行われた野球教室に参加した。ユニホーム姿で熱心に指導し「(少年少女は)みんなキラキラしていた。触れ合うことができて心が洗われるよう。胸がいっぱいだった」と振り返った。

 サプライズは終了後だった。元楽天監督の大久保博元氏らが特製Tシャツを清原氏にプレゼント。背中には愛する息子2人からの「まだまだ若々しく元気でいろよ!!絶対負けんな!!」などのメッセージが書き込まれており、清原氏は思わず号泣。胴上げもされ、何度も言葉を詰まらせて「たくさんの仲間たちとファンの方々、息子たちのためにも頑張っていきたい」と誓った。

 この日は母校・PL学園や西武の後輩ら大勢のメンバーが参加。デモンストレーションでは野村弘樹氏、橋本清氏、入来祐作氏と対戦してスタンドを沸かせた清原氏は「まだまだ続く薬物依存との闘いがある。感謝の気持ちを忘れず、強い気持ちで闘っていきたい」と目に涙を浮かべながら話した。 (鈴木 勝巳)

 ≪萩生田文科相「立ち直って」≫八王子市が地元の萩生田光一文部科学相が来賓として来場。清原氏とは以前から面識があり「しっかり立ち直ってほしい」と声を掛けた。「失敗を大きく反省して絶対にこの状況から抜け出すと約束した。まだ道半ばだけど必ず約束を守ってくれると信じている」。また、衆院文部科学委員会で「甲子園での夏の大会は無理だと思う」と発言したことにも触れ「決して“やめろ”と言ったわけじゃない。会場のあり方を相談すれば、もう少し緩やかな日程を組める。気温の上がる時間をオフタイムにして、朝早めに1試合、あとナイターをやるとか」と持論を述べた。

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