史上最高のスイッチヒッター・松永浩美氏 2度の詐欺被害で1億円超失う 現在はユーチューバーも

[ 2019年10月4日 18:09 ]

元プロ野球選手の松永浩美氏
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 阪急、オリックスなどで活躍した元プロ野球選手の松永浩美氏(59)が3日深夜放送のテレビ東京「じっくり聞いタロウ~スター近況(秘)報告」(木曜深0・12)に出演。現役時代に2度の詐欺被害に遭い、1億円超を失ったと明かした。

 俊足好打で鳴らし、史上最高のスイッチヒッターとも称された松永氏が現役時代に稼いだ総額は、11億4000万円。大金を手にした松永氏の元には色々な人物が寄ってきた。30代のころ、信頼していた仲の良い夫婦から投資話を持ち掛けられ、「毎月ですよ。300万円くらいずつ、ずっと払っていた。時には1500万円現金でドーンって。総額は1億円くらい」。その後、返済してほしいと伝えたところ、「色々言われましたけど、話しているときに(返してもらうのは)無理だなって。1億円だから追いかけたいじゃないですか。だから、2年くらい追いかけましたよ」としたが、その後、夫婦は音信不通になったという。

 2度目の被害は税理士による現金持ち逃げ。「1994年の時に、1993年の分の税金を1600万くらい家に現金で置いてあった」といい、その現金を税理士に納付してもらうため渡したが、「そのまま持ち逃げされた」と告白した。10年ほどかけて滞納分を含めた税金を支払った。2度の被害に遭った松永氏は、「自分も悪いので、痛いけどいい勉強になった」と前向きに話した。

 松永氏は、2000年に再婚した18歳下の妻との間に今年2月、第4子となる女児が誕生し、還暦を前にして“新米パパ”として奮闘。8月に野球の楽しさを伝えるチャンネル「松永浩美の野球塾」をYouTube内に開設し、ユーチューバーデビューしたことなども報告していた。

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2019年10月4日のニュース