“筒香キラー”阪神・島本、CSフル回転へ 通算11の0「自分の投球さえできれば」

[ 2019年10月4日 05:30 ]

投内連係で二塁に送球する島本(撮影・坂田 高浩) 
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 阪神・島本浩也投手(26)が3日に甲子園球場での全体練習に参加し、5日から始まるDeNAとのクライマックスシリーズ(CS)ファーストステージへ通算11打数無安打に抑える“筒香キラー”としてフル回転を誓った。決戦の舞台となる横浜スタジアムでも今季7試合で防御率0・00の好相性。下克上の道を切り開けるか。プロ9年目の苦労人に期待が高まる。

 飛躍を遂げた左腕が下克上のキーマンだ。島本が得意の敵地でカモにしてきた敵主砲を完璧に抑え込むことを宣言した。

 「苦手なところや弱点は全部分かっているので自分の投球さえできれば、いい結果になると思う」

 丸裸にしたのは他でもない筒香だ。球界屈指のパワーを誇る強打者にめっぽう強い。育成入団からはい上がった年俸850万円に対し、エリート街道を歩んできた4億円の大砲。今季の5打数を含め、通算11打数無安打で圧倒的に抑え込んできた。

 「今年は2個四球を出してるんで、研究されてるかなというのは感じるけど、抑えます」

 警戒しながらも、発する言葉には自信がにじんだ。負けられないポストシーズンだけにピンチの場面でワンポイントの“必殺”起用も十分にあり得る。

 さらに“地の利”も味方しそうだ。横浜スタジアムは今季7試合に登板して防御率0・00。「マウンドの硬さ、傾斜も、めちゃくちゃ好き」と表情は緩む。本塁打の出やすい球場にも気が小さくなることはなく、「真っすぐをガンガンいく」と自信の宿った直球で真っ向勝負を挑むつもりだ。

 今季はキャリアハイの63試合に登板するなど、開幕から1軍でシーズンを完走。「今年これだけ投げられたのは監督にチャンスをいただいたから。喜んでもらえるように」と恩返しを誓う。振り返れば、開幕前には指揮官の前で「70試合投げます」と宣言した。「全部投げるぐらいの感じで」とポストーシーズンと合わせての「ノルマ達成」にも意欲を燃やした。

 「僕は序盤とか5、6回になると思うので僕が抑えればリリーフ陣は絶対抑えるので、しっかり投げたい。(6連勝中は)少し固くなったけど、結果抑えられたので。CSでは最初のバッターからリラックスして、気持ちで抑えていきたい」

 8月1日から21試合連続無失点中の勢いを10月にも持ち込み、飛躍の1年をまだ終わらせる気はない。最高のエンディングは、もっと先にある。(遠藤 礼)

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