救援でマエケン「いつも以上の力を」4年連続のPS、今年こそ世界一へ

[ 2019年10月4日 05:30 ]

キャッチボールするドジャース・前田
Photo By 共同

 ドジャース・前田は2日(日本時間3日)、ナショナルズと対戦する3日(同4日)開幕の地区シリーズに備え、キャッチボールなどで調整した。本職の先発ではなく、勝負どころでの中継ぎで起用される。「いつも以上の力を出したい。プレーオフは別もの。全く違う緊張感、重圧がある。それをうまく利用して」と意気込んだ。

 メジャー1年目から4年連続のポストシーズンとなる。2年目からは全て救援で計18試合に投げ、防御率2・08と抜群の安定感を誇る。ナ軍とは5月に対戦し、先発で6回1安打無失点に封じ勝ち投手となった。「僕が投げた時は(相手の)チーム状態が悪かった。今の打者の状態を頭に入れて準備したい」と緩めるところはない。

 第1戦は今季14勝のビューラー、第2戦以降はカーショー、柳賢振、ヒルと先発する見込み。2年連続で敗れたワールドシリーズ制覇へ、前田は「今年こそ、そうなれるよう一丸で頑張りたい」と頂点を見据えた。(ロサンゼルス・奥田秀樹通信員)

続きを表示

2019年10月4日のニュース