マー君 6日の地区シリーズ第2戦に先発へ ブーン監督が発表

[ 2019年10月4日 09:57 ]

ヤンキースの田中将大
Photo By スポニチ

 4日(日本時間5日)から始まる地区シリーズで中地区王者のツインズと対戦するヤンキースの田中将大投手(30)は、ホームで開催される5日(同6日)の第2戦で先発することが決まった。3日の会見でアーロン・ブーン監督が発表した。第1戦はパクストン、ミネソタに舞台を移しての第3戦ではセベリーノの先発も発表されている。

 今季の田中は11勝9敗、防御率4.45だが、地元では防御率3.10、敵地では同6.05とホーム&アウエーで成績が偏っている。それが先発ローテーションの順番決定に影響したのかと問われた際、ブーン監督は「まったく関係ない」と即答。「彼が力を発揮してくれれば、どこで投げようと私たちにとって良いマッチアップだということだ」と語り、田中の力量に期待を寄せたことを強調した。

 田中はヤンキース入り以降、プレーオフでは5戦に先発して防御率1.50。ツ軍とは過去の対戦でも5戦5勝、防御率2.27と相性が良い。ツ軍はメジャー史上最多の307本塁打を放った重量打線が売り物だが、今季15勝を挙げたパクストンに続く2番手の先発起用で、田中に対するチームの信頼が改めて浮き彫りになった。

 この日の田中は小雨が降るフィールドに現れ、堀江慎吾通訳とキャッチボール。悪天候の中でも明るい表情で感触を確かめた。一方、ツ軍の先発は第1戦がベリオスと発表され、田中は第2戦でツ軍ではチーム最多の15勝(7敗、防御率3.51)を上げたオドリッチと投げ合うことが有力になっている。 (ニューヨーク・杉浦 大介通信員)

続きを表示

2019年10月4日のニュース