T―岡田 今季初の対外試合で電光掲示板直撃の豪快弾「良いものが出た証拠」

[ 2019年2月24日 05:30 ]

練習試合   オリックス14―4韓国・斗山 ( 2019年2月23日    SOKKEN )

練習試合で活躍したオリックスのT―岡田
Photo By 共同

 俺を忘れるな! 宮崎で春季キャンプ中のオリックス・T―岡田外野手(31)が、今季初の対外試合となった韓国・斗山との練習試合で豪快弾を放った。9―3で迎えた4回2死三塁で、右投手から電光掲示板に直撃する推定130メートルの一発。3回には適時二塁打も放ち、2安打3打点と存在感を示した。

 「(中堅への一発は)良いものが出た証拠。しっかり自分のスイングができた」

 今春、田口野手総合兼打撃コーチと取り組んでいるのは中堅方向へ打球を飛ばすこと。Tー岡田も「状態が良いときは左中間から右中間に飛ぶことが多い」とし、取り組みが形になったことを喜んだ。ただ、田口コーチは「少しずつ良いところが出てきたけど、ここからが勝負。外国人があれだけ打てば刺激になるでしょう」とハッパを掛ける。

 その通り、一塁で定位置争いをするマレーロもこの日は左翼本塁打に適時打の2安打。メネセスも適時打を放ち、これで紅白戦から5試合連続安打。10年の本塁打王も「とにかく打ちまくるしか試合に出られないので、ずっと打ちたい」と慢心はない。キャンプの休日もほぼ返上して練習。その成果で「1打席目に良い見え方に変わっていた」と、打球をとらえる感覚がよみがえってきたという。4番奪取へ、歩みは止めない。

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2019年2月24日のニュース