差し入れヨロシク〜阪神ドラ6湯浅 肉体改造 実家は精肉兼総菜店

[ 2018年11月12日 05:30 ]

仮契約を結んだ湯浅は、色紙2枚を使って座右の銘「雲外蒼天」を書いてみせる
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 阪神からドラフト6位指名されたBC富山の湯浅京己投手(19)が11日、高岡市内のホテルで入団交渉に臨み、契約金2000万円、年俸500万円(いずれも推定)で仮契約。肉体改造でプロでの活躍を誓った。

 「本当にここからがスタートなので気持ちを引き締めてやっていきたい。1年目からしっかり活躍できるようにオフから覚悟を持って臨みたい」

 三重県・尾鷲市にある実家は精肉兼総菜店の『ぶたふく』。福島・聖光学院時代から2週間に一度は両親からサーロインなどの肉を送ってもらっていた。「しっかり体をつくっていきたいので」。プロ入り後も肉の差し入れを希望した。

 食べるだけではない。「オフはウエートや走り込みをたくさんやっていきたい」とトレーニングでの肉体改造にも力を入れる。「野球ができなかった時期にいつも支えてくれたので両親に何かあげられたら」

 聖光学院1年秋には成長痛に悩まされ、歩くこともできない状態になるほどの苦しみを味わった。順風満帆ではなかったからこそ感謝の気持ちは大きい。親孝行は検討中だが、一番は一日でも早くウイニングボールを届けることだ。一家で巨人ファンだったがドラフト以降に阪神ファンに変わったという父・栄一さん(47)から「勝てる投手になってほしい」と期待された。

 対戦したい打者は「同学年の(日本ハム)清宮選手。ストレートで三振とりたいです」と、世代を代表する打者との対戦も心待ちにしていた。

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2018年11月12日のニュース