高松商 ドラ1候補・奥川を攻略できず 香川、要所締められ脱帽「ギアを入れ方が違った」

[ 2018年11月12日 14:29 ]

明治神宮大会高校の部・準決勝   高松商4―7星稜 ( 2018年11月12日    神宮 )

<高松商・八戸学院光星>力投する高松商先発・香川(撮影・郡司 修)
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 高松商は来秋ドラフト1位候補の相手右腕・奥川恭伸(2年)を攻略できず、準決勝で敗退した。

 打線は奥川に7回まで4安打に封じられ、12三振を喫した。香川卓摩外野手兼投手(2年)は初回に右前打を放つも、その後は2打席連続三振に倒れ「ランナーをためてからのギアを入れ方が違った」と舌を巻いた。それでも「プロ注目の投手と秋に対戦できたのは、いい経験になった」と前を向いた。

 8回まで1得点に抑えられていた高松商打線が、1―7の9回に意地を見せた。先頭から2者連続四球でチャンスを広げて1死一、二塁とし、9番・新居龍聖捕手(2年)が高校通算1号の右越え3ランを放った。「最初は入ったかわからず、(右翼手が)捕球したかなと思った。入ったのがわかってうれしかった。ただチームがまだ負けていたのであまり喜びはなかった」。それでも高校での初ホームランに「神宮で初ホームランが打てたのはよかったかな」と笑顔をみせた。

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2018年11月12日のニュース