ソフトBドラ1右腕 心待ち“甲斐―甲斐バッテリー”

[ 2018年11月12日 05:30 ]

キャンプ地でファンからサインを求められる甲斐野
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 ソフトバンクからドラフト1位指名された甲斐野央投手(21=東洋大)ら新人7選手が、キャンプ地の宮崎・アイビースタジアムを訪れ、練習を見学した。選手が走り込む姿やブルペン投球を見た159キロ右腕は「投手の練習を見させてもらって、凄く勉強になった。(ランニングは)苦手ではないですけど…。必死に付いていきたい」と感想を口にした。

 ドラフトから約2週間。2年連続日本一となった広島との日本シリーズはテレビ観戦し「チームの一体感があった」と強さを目の当たりにした。MVPを獲得した甲斐については「本当に育成選手だったのかと。凄いなと思った」と驚いた様子。周囲からは名字が似ていることから「甲斐―甲斐バッテリーとか言われます。甲斐さんに失礼ですけど」と恐縮しながらも、プロでのコンビを心待ちにした。

 大学時代は抑えを務めていただけに「目指すところは森さんのようにセーブ王。でも、まずは1軍で登板できるように」と引き締めた。初対面となった工藤監督は「(新人は)全体的に体が大きかったね。春よりも厳しい練習を見られて(来年に向け)準備してもらうことにつながるのでいいこと」と期待を寄せた。

 《憧れは松田宣》ドラフト3位の野村(早実)は憧れの選手に松田宣の名前を挙げた。「明るくてムードメーカーで数字も残せる。どうやったらプロの球を打てるか聞いてみたい」と話した。同4位の板東(JR東日本)は「宮崎は初めて。環境は想像以上だった。自分がこのチームのユニホームを着るのを想像すると楽しみ」と笑顔だった。

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2018年11月12日のニュース