東日本国際大 西武ドラ4粟津、出番なく敗退…悔しさ胸に「力つけてプロで」

[ 2018年11月12日 19:18 ]

明治神宮大会大学の部・準々決勝   東日本国際大0―1近大 ( 2018年11月12日    神宮 )

<近大・東日本国際大>試合に敗れ先発の船迫(右)と一礼する粟津(撮影・荻原 浩人)
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 東日本国際大が初戦で敗退した。西武ドラフト4位指名の粟津凱士投手(4年=山本学園)は登板機会なく、大学最後の試合を終えた。

 「最後の試合で放れなくてすごく悔しい」。

 先発の船迫大雅投手(4年=聖光学院)が5回2/3を4安打1失点、6回途中からは2番手の佐々木大輔投手(2年=山村学園)が登板し、2回1/3を1安打無失点と好投した。3番手で控えていた最速145キロ右腕・粟津の出番はなく試合が終了した。

 今春の全日本選手権大会では3試合に登板し計15イニングを無失点に抑えた実績がある右腕は「投げたかった」と悔しさをにじませたが、「これがチームにとって1番いい結果。勝てなかったのはチームとして力不足だった。自分は力をつけてプロの世界でも活躍したい」と話した。

 大学野球は終わったが、この悔しさを胸に次のステージに進む。西武からドラフト4位指名された右腕は「0で抑えられれば、チームが負けることはないので、意味のあることだと思う。1番はチームのためを思って投げたい」とプロの世界での活躍を誓った。

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2018年11月12日のニュース