立正大18季ぶりリーグ制覇 伊藤裕W歓喜DeNA2位指名、小郷は楽天7位

[ 2018年10月26日 05:30 ]

東都大学野球優勝決定戦   立正大8―1駒大 ( 2018年10月25日    神宮 )

胴上げされる立正大・伊藤裕季也主将(撮影・郡司 修)
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 優勝決定戦が行われ、立正大が駒大を8―1で下して09年秋以来18季ぶり2度目のリーグ制覇を果たした。主将の伊藤裕季也内野手が快勝への流れを生む先制ソロ。試合後のドラフト会議ではDeNAから2位指名を受け、楽天7位の小郷裕哉外野手とともにダブルの喜びになった。

 待ちわびた栄冠。男泣きする立正大ナインの中で、伊藤裕も涙を流した。今季は開幕から3連敗。主将としてチームを立て直し、勝ち点3が3校、勝ち点2が3校の大混戦を制した。一発勝負のプレーオフでは2回に左越えの先制弾。4番がチームを勢いづけた。

 喜びの余韻のままドラフト会議開始。DeNA2位で指名された。「勢いがあって人気のチーム」と語り、目指すべき選手にラミレス監督の名を即答。「アイデアが豊富と聞いている。いろいろ試したい。将来的に打点、本塁打のタイトルを狙いたい」と口にした。

 それから約1時間後、楽天7位で小郷の名前も呼ばれた。関西3年だった4年前は指名漏れを経験。複雑な思いが頭を巡っただけに、走攻守そろった外野手は「たぶん無理だなと思ったけど、なんとかプロになれる。自分の上の順位の選手を越せるように頑張る」と決意を新たにした。

 伊藤裕は「人生が大きく変わった日」と言った。2人にとって一生忘れることのない「10・25」になった。

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