ヤクルト1位清水 国学院大13勝 DeNA山崎直伝ツーシームが武器

[ 2018年10月26日 05:30 ]

18年プロ野球ドラフト会議 ( 2018年10月25日 )

ヤクルトに1位指名されヤクルトを飲むポーズを取る清水=右から2人目 (撮影・久冨木 修)
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 野球部の仲間の歓喜で、ようやく実感が湧いた。ヤクルトからドラフト1位指名された国学院大の清水昇投手(22)は「1位指名とは思ってなかったので。高校、大学で慣れ親しんだ神宮でまた野球がやれるのがうれしい」。最速151キロ右腕が頬を緩ませた。

 東都リーグ通算13勝を挙げ、大学日本代表の実績を誇る。最大の武器は帝京の先輩であるDeNA・山崎直伝のツーシームだ。高2の時、年末に母校を訪れた山崎に「通用する球が欲しい」と相談した。教えてもらったのが宝刀・ツーシームだった。

 「真っすぐと同じ投げ方でいいと教えていただいた。大学でアレンジし、勝負球として使えるようになった」

 ヤクルトの秋吉は小学生時代に所属した「ジュニアヤンガース」の先輩で、秋吉の弟・飛呂(ひろ)さんとはバッテリーを組んだ縁もある。「秋吉さんのような日本を代表する投手になりたい」。高校、大学では「悔しい思いをした」という神宮のマウンドで、清水の新たな挑戦が始まる。 (君島 圭介)

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2018年10月26日のニュース