西武 唯一の単独1位 155キロ右腕・松本を一本釣り

[ 2018年10月26日 05:30 ]

18年プロ野球ドラフト会議 ( 2018年10月25日 )

「新人王」と書いた色紙を持ちガッツポーズする西武のドラフト1位の日体大・松本(撮影・木村 揚輔)
Photo By スポニチ

 西武からドラフト1位指名された日体大の松本航投手(21)は、唯一の単独での1位指名にも表情は硬いままだったが、内心は違った。

 緊張が解けると「不安だったし、どうしていいか分からないので真顔でいましたが、非常にうれしかったです」とようやく頬を緩めた。リーグ王者の一員となることに「素晴らしい選手がたくさんいるので、自分も負けないように頑張っていきたい」と意気込みを語った。

 最速155キロを誇り、今夏の大学日本代表ではエースを務めた。首都大学リーグでは菅野(巨人)以来、史上9人目の通算30勝を達成。一本釣りに成功した辻監督も「うちのローテーション投手になれる。できれば開幕から入ってくれれば」と期待を寄せた即戦力右腕は「新人王を獲れるように一生懸命頑張りたい。2桁(勝利)を目指したいと思います」と目標を掲げた。  (町田 利衣)

続きを表示

2018年10月26日のニュース