データで見る大リーグのプレーオフ ポストシーズンが苦手のカーショーが奮起 V率は83%

[ 2018年10月18日 11:43 ]

好投したカーショー(AP)
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 ドジャースの先発クレイトン・カーショー(30)はリーグ優勝決定シリーズの初戦では敗戦投手となったが、今ポストシーズンではブレーブスとの地区シリーズ第2戦(10月5日)に続いて2勝目を挙げた。サイ・ヤング賞に3度輝きながらプレーオフは苦手で、昨季までは24試合に登板して7勝7敗。しかし今季はここまで2勝1敗で、防御率は自己ベストの1・44となった。

 ドジャースがポストシーズンで3勝2敗としたシリーズは過去6回あるが、敗れたのは1952年のワールドシリーズ(対ヤンキース=〇●〇●〇●●)の1回のみ。シリーズ制覇の“V率”は83・3%となった。

 ナ・リーグ優勝決定シリーズで3勝2敗としたのは過去21チーム存在するが、このうち15チームがワールドシリーズに駒を進めている。

 ナ・リーグ今季の首位打者(打率・326)となったブルワーズのクリスチャン・イエリチ(26)は4打数ノーヒット。このシリーズでは20打数3安打で打率・150と精彩を欠いている。ブルワーズが逆転でシリーズを制するには首位打者の奮起が不可欠だろう。

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