「やってやるぞ」阪神・矢野監督が就任会見 3年契約、背番号88「不安や怖さを自信や期待に変えたい」

[ 2018年10月18日 12:40 ]

監督就任会見に臨む阪神・矢野監督(撮影・北條 貴史)
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 15日に就任要請を受諾していた阪神・矢野燿大新監督(49)が18日、大阪市内のホテルで、第34代の阪神タイガース監督就任会見に臨んだ。契約年数は3年で、背番号は「88」。「矢野阪神」が正式に船出した。

 新指揮官は藤原崇起次期オーナー、揚塩健治球団社長とともに壇上に上がり、「今は不安や怖さ、いろいろなものがありますけど、そういうものも、もちろんありますけど、よしやってやるぞ、という気持ちに向いています。これから秋、春のキャンプ、オープン戦を戦う中で、不安や怖さを自信や期待に変えていけるように、やっていければいいと思っています」と決意表明した。12月1日付で就任する次期球団総帥も「これから、新しく強い、そしてファンに愛されるチームを作っていただきたい」と期待を寄せた。

 今後は近日中に始まる秋季練習から、本格的にチームの指揮を執ることになる。

 ◆矢野 燿大(やの・あきひろ)1968年(昭43)12月6日生まれ、大阪市出身の49歳。桜宮から東北福祉大を経て90年ドラフト2位で中日入り。97年オフにトレードで阪神へ移籍。正捕手としてリーグ優勝に貢献した03、05年はベストナインとゴールデングラブ賞に輝き、10年限りで現役引退。プロ20年間で通算1669試合、打率・274、112本塁打、570打点。16年から阪神1軍作戦兼バッテリーコーチを務め、18年は阪神2軍監督。右投げ右打ち。

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