データで見る大リーグのプレーオフ レッドソックスのブラドリーJRは驚異の9番打者 すでに9打点

[ 2018年10月18日 14:39 ]

6回に2ランを放ったレッドソックスのブラドリーJR(AP)
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 レッドソックスで9番・中堅として先発しているジャッキー・ブラドリーJR(28)は第4戦で本塁打による2打点を記録。ヤンキースとの地区シリーズでは4試合で打点はなかったが、アストロズとのア・リーグ優勝決定シリーズでは計9打点となった。

 ポストシーズンの9番打者によるシリーズ最多打点は、1978年のワールドシリーズでMVPとなったバッキー・デント(ヤンキース)が6試合で記録していた「7」だったが、ブラドリーJRは4試合でこれを更新。まさに驚異の9番打者としてチームを引っ張っている。

 一方、昨年のワールドシリーズでMVPとなったアストロズのジョージ・スプリンガー(29)は今ポスト・シーズンで4本目の本塁打を記録。ポスト・シーズンはこれが通算31試合目だが、計11本塁打をマークした。

 ポスト・シーズン出場31試合時点での最多本塁打数は、昨季アストロズに在籍して引退したカルロス・ベルトラン(41)の14本で、マリナーズのネルソン・クルーズ(38)が13本で2位。敗れたとは言え、スプリンガーの一発はアストロズにとって貴重な長距離砲となっている。

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