ダル ブログで報告 骨のストレス反応と上腕三頭筋の肉離れ 対応遅れを後悔

[ 2018年8月23日 10:56 ]

カブスのダルビッシュ(AP)
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 右肘痛を再発し、今季残り試合に登板しないことが決まったカブスのダルビッシュ有投手(32)が23日、自身のブログを更新。19日のマイナー戦で右肘痛が再発した後に受けたMRI検査の結果「肘の骨のストレス反応と上腕三頭筋の肉離れ」と診断されたことを明かした。

 ダルビッシュは5月26日に右上腕三頭筋の腱炎と診断されて故障者リスト(DL)入り。同29日のMRI検査では「(筋)組織に損傷なし」との診断だった。だが、6月25日のマイナー戦で実戦復帰した直後に異常を訴え、再検査では「右肘のインピンジメント症候群と炎症」と診断された。

 「リハビリ当初からただの張りではない“何か”を感じていて周りにも言っていました」。DL入り当初に撮ったMRIでは異常が認められなかったため「“ただの張り”と自分も周りも認識し」リハビリを続けていたという。6月25日の1回目の復帰戦は「投球内容どころではなくとにかく痛みとの戦いでした。翌日には日常生活でもかなり痛みが出始めて、軽くボールを投げることすらできませんでした」と振り返り、また「周りも『仮病じゃないか?』『メンタルの問題では?』みたいな感じにもなっていてまた休むのが非常に精神的に辛かったです」と当時の心境を吐露した。

 そして、迎えた今月19日のマイナー戦での実戦登板。「2イニング目に似たような痛みが来たのですぐやめて、MRIをもう一度お願いしました」と経緯をつづり、検査結果を「今回は日常生活も全く問題なく、張りも対して感じませんでしたが造影剤を入れて肘を検査したところ肘の骨のストレス反応(疲労骨折の手前?)と上腕三頭筋の肉離れでした」と明かした。

 「6週間のノースローとなり今年は投げられなくなってしまいました。骨だし、肉離れもあるからそりゃ痛いよなと納得できました」とダルビッシュ。「前回のマイナー登板後に無理言ってMRIを撮るか、DL直後のMRIで造影剤を入れてもらえばよかったと後悔しています」としながら、それでも最後は「ですが今年は投げられないのは変わりはないので前向きに来年に向けて計画立てていきます!強くなって帰って来られるようにしっかりやっていきます!」と前向きにつづった。

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