阪神・藤川12年ぶり20ホールド「自分の中ではもっと高い目標持っている」

[ 2018年8月23日 08:24 ]

セ・リーグ   阪神5―2中日 ( 2018年8月22日    ナゴヤD )

2番手で力投する藤川(撮影・椎名 航)
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 3点リードの8回から阪神・才木の後を受け登板した藤川が1回1安打無失点で反撃ムードを寸断。06年以来、12年ぶりに区切りの20ホールドポイント(4勝16ホールド)に到達した。

 「先頭が大事になったね。走者をためてはいけないと思った」

 1番から始まる上位打線に、いつも通りの真っ向勝負で臨んだ。平田、京田を2者連続空振り三振に仕留めた後、大島に左中間二塁打を浴びたが、事前にピンチの芽をつみ取っていたからこそ、失点には至らず。続くビシエドも空振り三振に料理し、役目をまっとうした。個人成績に関しては「自分の中では、もっと高い目標を持っているので」と意に介さなかった。

 指揮官は8回に藤川を投入した意図を「1番からで打順もよかったし」と説明。日を追うごとに、信頼は増す一方だ。これで6回終了時にリードした試合は40勝1分け。不敗神話が、また伸びた。(惟任 貴信)

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2018年8月23日のニュース