今季3勝の西武・今井 開花のきっかけは“3センチの修正”

[ 2018年8月23日 09:25 ]

パ・リーグ   西武8―3ロッテ ( 2018年8月22日    ZOZOマリン )

西武先発・今井(撮影・沢田 明徳)
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 西武・今井はプロ1年目の昨年は右肩のたび重なる故障で、2軍戦登板も7試合のみ。シーズン終了後に1軍秋季キャンプに参加し、一つのきっかけをつかんだ。

 「右足の爪先が開くような形でプレートを踏んでいた。力が分散するような投げ方」と土肥投手コーチ。軸足の爪先が二塁方向に開き、プレートに掛かるスパイクの刃も爪先の外側の部分だけだった。その軸足をプレートと平行になるように矯正。始動する際に遊撃方向に折れる右膝の動きもロスがなくなった。「3、4センチの修正だった。キャッチボールもレベルアップしている」と土肥コーチ。将来のエース候補が足元を見直し、着実に前進している。(西武担当・春川英樹)

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