大阪桐蔭、史上初3季連続Vへ始動 新主将に中野波来

[ 2018年8月23日 08:00 ]

大阪桐蔭の新主将に選出された中野
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 史上初2度目の春夏連覇を達成した大阪桐蔭の新主将に中野波来外野手(2年)が22日、選出された。優勝から一夜明け、新チームは本格始動。大阪府大東市内のグラウンドで約4時間練習した。副主将には宮本涼太内野手(2年)が選出された。23日に新体制で初の練習試合に臨む。

 中野と宮本は今夏の100回大会でベンチ入りし、先輩の快挙を間近で見届けた。新チームには史上初の甲子園大会3季連続優勝の期待がかかる。中野は1年秋からベンチ入り。今秋ドラフト1位候補の藤原恭大外野手(3年)が右膝負傷の影響でメンバーから外れた今春の大阪大会では背番号8をつけ、春の大阪大会準決勝・大体大浪商戦で左翼へ3ランを放った。

 春の段階で、西谷浩一監督が「左投手に特に強い。次の代にクリーンアップを打たせたい」と構想を描いていた右のロングヒッターだ。中野は淡路島の出身。波来と書いて「はる」と読む。父はかつて「たこフェリー」で船長を務め、母はサーフィンが得意だったことから名付けられた。名前の由来は『いい波がくるように』――。秋の大阪大会1回戦は堺工科が相手。新主将の中野が豪快な一発で「春」を呼び込む。

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2018年8月23日のニュース